【予防】○年後のあなたへ向けて【健康】

医療系1

こんにちは!

作業療法士4年目のおゆ社員です。

突然ですが、この記事を読んでくださった人に、

健康で生きるために、予防を心がけて欲しいと思っています。

実際に病院で働いていたからこそ、伝えたい、知って欲しい。

 

そんな、私の経歴は下記の通りです。

・病院にて術後や発症後、または病気の経過が長期の方を対象
・併用して介護老人保健施設でアルバイト
・現在は自宅で障害と付き合って、生活している方の支援

なぜ、健康について記事にしたのか。

それは、病気や怪我をしてから気づくのでは遅いからです。

 

「何を、当たり前なことを言ってるんだ?」と思う方もいらっしゃると思います。

私がお伝えしたいのは、「生の寿命ではなく、健康の寿命を大切にして欲しい」のです。

 

完全な医療は存在しないです。

存在していれば私たちは2020年〜現在、コロナウイルスに悩まされることはなかったのですから。

 

以下の項目でお伝えしていきます。

平均寿命と健康寿命は異なる

皆さんは、「健康寿命」をきいたことがありますか?
または「健康寿命」とはどのようなものか、考えたことはありますか?

平均寿命と健康寿命は全くの別物です。

平均寿命は、0歳の時点での平均余命のことを表します。

その生まれた年から、およそ何歳まで生きるかということです。

平均寿命は、亡くなる状況を表しているため、保健福祉水準を総合的に示す基準として幅広く使用されています。

それと異なり、

健康寿命は、2000年にWHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間のことを指します
厚生労働省:生活習慣病予防のための健康サイト,e-ヘルスネットより引用

要するに、日常生活が制限されることなく生活できる期間のことを示しています。

※余談ですが、これまでの平均寿命は「寝たきり」や「認知症」といった介護を要する期間を含んでいたそうです。

 

では平均寿命と健康寿命の何が大切なのか?についてです。

それは、平均寿命と健康寿命の差があればあるほど、なんらかの理由で、日常を制限され生活をしている状況になります。

余談で記載した、寝たきりや認知症、誰かの介護や手助けが必要になる対象が増えるということです。

そうすると、医療費や介護費用がかかってきます。
本人の負担もありますが、支えている周囲も少なからず影響すると言えます。

平成30年の簡易生命表からは、男性の平均寿命は81.25歳、女性は87.32歳となっています。

昭和22年(1947年)以降から現在まで、男女ともに平均寿命は延び続けて、平成27年には男女ともに平均寿命は80歳を超えています。
参考:厚生労働省 統計調査より

上記記載であるように、私たちの寿命は延びているのが現場です。

 

健康な心と身体でいるメリットは?

医療系2

社会が発達すると共に、人の平均余命も延びています。

ですが、健康寿命とで比較すると男性では四捨五入して、約9歳差、女性は約12歳差という結果が出ています。
参考資料:平均寿命(平成22年)は、厚生労働省「平成22年完全生命表」 健康寿命(平成22年)は、厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」より

 

平均寿命が延びていくと仮定し、健康寿命を延ばすことが難しい場合を考えてみましょう。

すると必然的に消費する期間が延長することが明確です。

 

裏を返せば、予防や健康を維持し続けることで、平均寿命と健康寿命の差を縮められれば、生活の質を保ちながら、社会保障負担の軽減や医療費の削減に繋がります。

 

ブームやキーワードになった「人生100年時代」
私たちのあり方や働き方、考え方も変化してきている時代です。

その中で、一番大切だと思うのは「健康でいること」だと、医療従事者である私は伝えたいです。

 

私は、大きな病気は幼少期のみで、成人になってからはこれといった病気にかかったことがありません。親には感謝でしかないです。

 

ですが、働いていて病にかかるという恐ろしさをいくつもみてきました。

病に大きいも小さいもありません。それが例え身体に出ていなくても、こころが悲鳴をあげていることも含みます。

人はしぶといですが、脆くもあります。それを念頭においていて欲しい。

 

「予防」の大切さ

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では、「健康でいる」為には何が必要かということですが、

結論は予防することが大切です。

 

特に生活習慣病は、糖尿病、脳梗塞など大きな病気に影響しやすい傾向があります。
また、遺伝的な物も含まれる病気もあります。

 

だからこそ、自分の身体のことを知り、予防に備えることが必要です。

年齢が若いから、病気にはかかりにくい!なんてことはありません。

むしろ若いからこそなる病も存在します。

若いうちから、健康への投資を心がけてあげてください。

 

運動、睡眠、食事は適度な行いが大切ですが、全部一度に変えるのは、とても消耗します。また、長続きしないです。

 

まずは身近なことを1つから辞める、または始めるを選択してみてはいかがでしょうか?

 

例えば、お酒。禁酒するのではなく、飲む量や回数を減らす。

私自身も、お酒を飲むことは好きですが、このご時世中々飲みに行くことが難しいので、お酒を飲む頻度が減りました。

すると、体重が落ちやすくなったのと、飲み会に参加することが減少し、節約になりました。

「なんだ、そんなことか〜」という方もいらっしゃると思います。

でも、それが積み重なっていくのです。
「塵も積もれば山となる」とはこのことだと。

 

まとめ

大切

健康はお金に替えがたいものの1つだと考えています。

あなたの将来や未来に備えて、

少しずつ、自分の中で「健康リテラシー」を高めていきませんか?

 

以上、医療現場で働いているからこそ、伝えたいことでした。

 

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