こんにちは。
作業療法士4年目のおゆ社員と申します。
今回は、「作業療法士の仕事」について書いていきます。
私の経歴は下記の通りです。
・病院にて術後や発症後、または病気の経過が長期の方を対象
・併用して介護老人保健施設でアルバイト
・現在は自宅で障害と付き合って生活している方の支援
結論からお伝えします。
作業療法士になるには、3年間以上学ぶ必要があります。
以下目次で説明していきます。
作業療法士は”国家資格”
作業療法士は国家資格になります。
国家試験は、学校養成施設を卒業することで、受けることができます。
※国家試験とは、特定の資格を認定し、または一定の免許を与えるために国家の行う試験。デジタル大辞泉より引用
国家資格は作業療法士以外に、たくさん存在します。
法律技術に関するものや、会計技術に関するものから医術に関係しているものまで様々です。
国家公務員試験も同様ですね。
国家試験は1年に1回のみ
1年に1度(おおよそ2月末)に行われる国家試験に合格することで取得可能です。
作業療法士試験の合格率は令和2年、第55回目の合格率は87.3%でした。
過去遡っていくと高い確率だと個人的には思っています。
当時、自分が受験生として勉強していた感覚だと、4〜5年に1回問題傾向が変化する印象がありました(2017年2月時点)
知識と技能が必要
作業療法士になるためには、勉強だけではなく、技能(実習)を受けなくてはなりません。
作業療法士になるためには国家試験に合格しなければならない。受験するためには、作業療法学科など養成課程のある大学や短大、都道府県知事が指定する作業療法士養成施設で3年以上、必要な知識と技能を修得することが必要だ。養成機関は、2018年現在、大学・3年制短大・専門学校などを合わせると190校ある。
https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/173/howto/index.html:ベネッセマナビジョンから引用
各大学、専門校によって、実習のカリキュラムが異なるので、HPで調べてみたり、
直接学校へ通っている学生へ聞いてみることをオススメします。
基本的に専門校は3年間で大学4年と同じような、
授業を送るのでカリキュラムはタイトだと思います。
また、学校によっては、実習や国家試験が終了しないと、就職活動を止めている学校もあります。
他は、大学によっては、理系専攻している人限定の場合もあります。
もし高校で文系を選択された方は、大学や専門校の募集要項確認が必要なのでご注意ください。
試験や就職に影響する?
学校の違いで合格率や就職率が変わるのか、どうかですが。
正直なところ、就職先によると思います。
私が通っていた学校では、実習先が就職先と繋がっていることも多く、就職先には”卒業生がいる”パターンもありました。
意外と医療現場は縦社会だったりするので、体育会系の職場も多いです。
なので、「いい大学に出たから給与が上がる」とも限りません。
場所によっては、インセンティブ等で給与が上がっていく方もいらっしゃいます。経験重視の職場もあります。
新卒の方は「どの領域に興味があるかどうか」と条件や環境を掛け合わせて探し、見学するのが良いと思います。
働いてから、日々勉強!
最後ですが、4年働いていて感じたことです。
病気がたとえ、教科書に記載してある病気であったとしても、現れる症状は人それぞれです。
基礎的に学んだことと、実際の症例を掛け合わせて日々勉強していくことが、いいセラピストの近道だと思います。
まとめ
結論、作業療法士になるためには、3年間必要になります。
ですが、資格を習得したから終わりではなく、
習得して実際に現場で働いてからが一番大切になっていくと思います。
”継続は力なり”
この言葉は永遠に私の課題となると思います。
⬇️国家試験の勉強方法についてはこちらの記事から飛べます。合わせて読んでみてください。https://oyushyain.com/104/
以上、読んでいただき、ありがとうございました!
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