作業療法士の給与を上げる方法【高収入は難しい】

 

今回は「転職」をテーマにして自分自身の経験をふまえて解説していきます。

一情報として、私の経歴は

・年間急性期と慢性期を経験

・併用して介護老人保健施設でアルバイト

・現在は生活期の領域で勤務

となっています。参考になれば幸いです。

作業療法士として収入を上げる方法は

転職エージェントと求人サイトの両方を見較べる

です。

エージェントとサイトを併用して感じるのは、

①各領域や分野で求めている「求人像」が異なっている

②エージェントを介して求人側とやりとりが行える為、要求を伝えやすい

③自分にその職場で「何がどのようにしてできるか」を明確に伝えれる

です。

私自身、セラピスト向けの転職サイトへ登録して転職した経験もあります。

今回は「どの転職サイトがよいのか?」ではなく、「セラピストとして給与を上げるための転職の考え方」を解説して行きます。

 

①各領域や分野で求めている「求人像」が異なっている

分かれ道

そもそも医療業界は人手不足な現場が多いです。

しかし、人が足りている職場や求人を出していない職場や職種は「人材が足りている」と言う事です。どの業界にも言えていますが、特に医療業界はわかりやすいです。

つまり、休職や退職者がでるあるいは規模拡大等、余程の事が無い限り、

安定しているor環境が整っている職場への転職は難しいと言えるのでは無いでしょうか。

また、地方ではそもそも母数(医療機関や施設等)が少ない為、より選択肢が狭まっていくと考えられます。

私自身も「やりたい分野」と「給与」の2本軸を立てて転職活動をしていた時期がありました。

 

自ずと選択肢が減ってくるのですが、私の場合は「専門分野での即戦力」が求められる求人母数が多かったです。

例えば、臨床経験5年以上で呼吸認定指導士を持っていると尚可、等の記載があります。

 

そこで「ここでは即戦力になる中間層を求めているのか」と考え、自分自身の経験と求められている状況をかけ合わせれば、年収を上げる事ができます。

②エージェントを介して要求を伝えやすい

助け

もし仮に、募集要項を満たしていない場合でも、エージェントをうまく活用してエントリーもよいと思います。

 

給与の場合、「基本給が低く、手当で補っている(給与は高いが、ボーナスが少ない)」、記載してあるモデル給与とは異なっていた等のケースが起こりかねないです。

また、たとえ高収入だからと言って、いい職場とは限りません。

求人が集まらない為に給与を上げて募集している場合もあります。その場合は長続きはしないと考えています。

選択したのは自分です。それを「誰かの所為に」して辞めるのは1番勿体無い辞め方です。

 

そういった、企業と自身の相違の差を少なくするのにもエージェントを要項と併用して利用するのが良いと思います。

募集要項をみて「年間休日120日以上」って書いてあるけど本当なのかな?

「自分が就職したらどれくらいの基本給になるのかな」と、少しでも気になる。

聞きにくい内容をエージェントを介して聞いてみるのも1つです。

 

私は有休を使用しての就職活動は嫌だったので、エージェントにスケジュール調整をしていただけるようなお願いをしていました。笑

③求人側へ「どのようにしてできるか」を明確に伝えれる

伝える

転職活動をしていくにあたって幾つか自分自身での「譲れないポイント」が出てくると思います。無くても、エージェントを介して活動すると少しずつ見えてきます。

それを志望動機やアピールポイントに活用できます。

例えば、

整形の臨床2年間(経験)×外来を専門としているクリニック(これから)

=有益になる

と設計をします。

そこから自分の体験談を伝えながら「この人なら」と思わせれるエピソードが作れます。それがより明確で、かつ筋が通っているとなお良いと思います。

 

自分自身の経験や特性を活かして、どれだけプラスを出せるのかを見据えた上で、今後どうして行きたいかを伝えれると、求人側も採用にあたってイメージを得られやすいです。

その後に質問の際やあらかじめ、履歴書に「給与面について」記載しておけば、より求人側への要求が通りやすいと思います。

 

一般企業と較べて、何をして、どれだけの成果がでたと数字で現しにくいです。

しかし、それを逆手に取って、経験談とこれからを伝えれる人が、収益を増やすことができると考えています。

 

以上が「転職」において収益を増やす為の考え方でした。

 

転職について幾つか本を載せておきます。

医療職専門の書籍ではありませんが、「転職」についての考え方を学ぶ事で

「仕事」への捉え方も変わってきます。

私と同じように、医療職で悩んでいる方にもおすすめな本です。

また後日紹介いたします。

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