国家試験の勉強方法【作業療法士】

勉強

こんにちは。

現在、作業療法士4年目として働いているおゆ社員です。

 

私は2017年2月に施行された、第52回作業療法士国家試験を受験し、

結果は、200点超えない程度でした。

学歴は優れておらず、中高の成績は中の中程度でした。

そんな私が、模試で200点以上採っていた、勉強方法を今回お伝えしていきます。

 

1.国家試験の大枠について

2. 効率の良い勉強方法とは?

3.自分自身に合った勉強方法を見つける

上記3つのトピックスでお話していきます。

 

国家試験の概要について

勉強3

 

まず、国家試験と言っても、高得点だけを習得すれば良いと言うわけではないです。

作業療法士の試験は大枠は2つあります。

・一般問題(解剖、運動、生理学などの基礎問題)

・実地問題(臨床問題)

です。

 

一般問題は1問1点(155点満点)、実地問題は1問3点(120点満点)とし、

総得点が※165〜167点以上/275〜277点、つまり正答率60%以上が合格ラインになります。

※不適切問題のため、合格基準は年により変動します。

 

また、その中で実地問題が41〜43点以上/117〜120点取得できていないと

いくら一般問題が高得点でも合格条件に入っていないのです。

 

そのため、確実な合格を目指すなら、実地問題で40%、総得点で70%以上の得点を狙いたいところです。※『理学・作業療法士/保健師・助産師国家試験対策講座、国家試験合格率・日程・配点』”東京アカデミー.https://www.tokyo-ac.jp/qualification/info-exam/info-exam02/ 引用

 

また、厚生労働省や問題集より、出題基準が発表されていることがあるので、

検索または、書店に寄って参考書を確認するのが安心ですね。

 

年々、医療が発達していくと共に、様々な病気や症状が判明されるようになっています。

そして、出題傾向も共に変化していき、一般問題は幅が広いです。

 

私が受験生の頃は、脊髄損傷や精神疾患が多く出題されている傾向にありました。

それに加えて、福祉住環境と発達領域が実地で出題されていました

 

私も含めて、「あれはないよ!」と愚痴をこぼしていたなぁ(笑)

それでも、合格ラインギリギリではなくゆとりを持てたのは、

一般問題で点数を獲得できていたからだと思います。

 

だからこそ、対策を立てて効率よく、進めていくことが大切です。

次に実際の勉強方法についてです。

 

2 効率の良い勉強方法とは?

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私が一番お勧めしたいのは「記憶系の学習は午前中に行う」です。

 

一般問題は、解剖・運動・生理学は欠かせません。

これらは、メカニズムを知り、記憶する必要があります。

 

また、記憶に関して、1つの記事を見つけました。

長期記憶のピークが活動期の前半だとすれば、夜行性のマウスに対して昼行性のヒトでは、長期記憶の学習効果のピークは昼の前半(午前中)にあたります

※”朝と夜では記憶力が変化する? – マウス実験で解明された記憶のメカニズムとは”academist Journal.https://academist-cf.com/journal/?p=2994 より引用

 

この記事から、記憶には短い記憶と、長く記憶として保持できる機能があります。

この長く保持するには、午前中が効果良いと書かれています。

 

また、体内時計が壊れると、記憶を司っている海馬という部分が十分に機能できないともあります。

 

これらをふまえると、

記憶においては、規則正しい生活+午前中に勉強するのが効率が良いと思います。

 

私自身も休日は7時に起床をし、当時は学校の図書館やファミレスへ9時には行き、勉強していました。

集中力が持つのも午後より午前が続いていたと思います!

 

自分にあった勉強方法を探そう

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朝に勉強すると効率がよいと書かせていただいていますが、失敗談もあります。

4年目に入り、本格的に試験勉強に突入となった時です。

 

その当時、私は朝から夜まで、過去問題を必死に解いていました。

問題集は2、3度繰り返すと、「あぁ〜この問題は、答えこれね」と

問題文+解答を暗記するような勉強をし、出来ているつもりになっていました

 

ある時、友人とファミレスで勉強している時のことです。

「なんで、この選択肢になるかわからない」と質問を受け、説明しようとしたとき、

”理解している”と思っていたはずのに、私は全く解説ができなかったのです

 

そのときに、応用が効かないと危機感を感じました

 

そこから問題文を読み、5つある選択肢の中から、

何が合っていて、その他の選択肢はどこが異なるのか?を意識し、

説いていくようにしていきました。

 

そうすると、「あれ?この問題、さっき解いた問題と少し似てるかも?」

少しずつ自分の力で、解ける問題が増えていきました

 

また、参考書には書き込まず、付箋に関連付いたジャンルの

解説を書いて参考書に貼っていきました。

そうすることで、一々他の参考書を開かなくて済みます。

 

また、早起きをして、遅くまで勉強をしても良くないです。

寝ている間に、脳が記憶の整理や処理を行うので、夜更かしをすれば良いという訳でもないです。

バランスの良い習慣が大切です。

 

これを続けて行った事で、無事に秋の模試合格ラインを大きく超える点数を得られました。

まとめ

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わかりにくくなってしまうので、とりあえず伝えたいことは、

・規則正しい生活を基盤として午前中に、記憶系の勉強に取り組む

・色々な方法を試して、自分にあった勉強方法で取り組んでいく

 

この2点を、意識して取り組んでいくと効率よく学べる近道になると思います。

 

現在、私は休日も平日同様の時間に起床し、ライターの勉強をしています。

後回しにすると、どんどん後回しにしてしまう性格なので、朝に勉強するように心がけています。

 

毎日5〜6時に起床をして、30分〜1時間は学ぶ時間にし、

そうして、ブログや簿記の勉強をスタートしています!

受かるといいな〜!😂

 

少しでも、みなさんのお力になれたら幸いです。

ありがとうございました。

 

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